1. こんぴら歌舞伎とは
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こんぴら歌舞伎とは

昭和60年から旧金毘羅大芝居(金丸座)で開催されている、「四国こんぴら歌舞伎大芝居」。2009年春の上演で25回目を迎えました。旧金毘羅大芝居は、天保6年(1835年、今から174年も前!)に建てられた、現存する日本最古の芝居小屋です。昭和45年に「旧金毘羅大芝居」として国の重要文化財に指定され、昭和47年から4年の歳月をかけて、現在の場所に移築復元され、“平成の大改修”を経て、現在に至っています。

四国こんぴら歌舞伎大芝居サイト

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金丸座あれこれ

金丸座の最大の特徴は、他の芝居小屋にはない舞台装置の数々です。例えば、「仮花道」。「仮花道」(通称“仮花”)とは、花道の反対側にあるもうひとつの花道で、演目によっては花道と仮花道を役者さんが通ることもあり、他の芝居小屋では味わえない醍醐味があります。また、ここ金丸座では、床下の「奈落」で、今も全て人力で舞台装置を動かしています。何を隠そう、毎年がんばっているのは琴平町商工会の青年部。絵看板をめぐる際に、“床の下の力持ち”に出会えれば、「第○○回公演では、天井の窓を開けに行こうとして暗い芝居小屋で迷子になりました」なぁんていうこぼれ話が聞けるかも・・・